「シアリスって他のED治療薬とどう違うの?」
ED治療薬は、いずれも勃起をサポートする薬ですが、効果の持続時間や効き目がそれぞれ異なります。シアリスの特性がわかっていない場合は不安もあるでしょう。
でも、ここを読めば安心です。この記事でわかることは、以下の2つ。
- シアリスの基本情報
- シアリスの特徴
シアリスの基本情報
シアリスは勃起をサポートする薬で、食事や飲酒と相性が良いです。また。シアリスの副作用は血管拡張に伴うものが多いとされています。また、その関係で、高血圧症治療の薬とは相性が悪いです。
シアリスは勃起をサポートする薬
シアリスの有効成分タダラフィルは、医薬品としてはPDE5型酵素阻害薬です。PDE5型酵素というのは、勃起の維持に必要な血管の拡張物質を破壊してしまう一種の体内酵素で、この酵素が増えると、“萎え”てしまいます。
シアリスの有効成分タダラフィルは、このPDE5型酵素の作用を阻害することで血管拡張物質が破壊されることを防ぎます。
その結果血管の拡張が持続し、勃起の継続をサポートするのがED治療薬シアリスです。

シアリスは食事や飲酒と相性が良い
シアリスの有効成分タダラフィルには、いったん血中濃度が最高に達してしまえば、その後は飲酒や食事との相性が比較的良いという特徴があります。
空腹時ほど血中濃度が最高に達しやすいので、シアリスの効果的な服用方法としては食前の空腹時が適切です。
血中に吸収されるのにかかる時間は個人差やその時の体調次第で変わってきます。1時間から4時間前後と幅があるので、服用のタイミングはSEXをする時間から逆算すると、3時間前ぐらいとなります。

シアリスの副作用は血管拡張に伴うものが多い
血管拡張に伴う副作用が高い割合で使用者に発現します。
シアリスを服用すると、有効成分の作用によって血管の拡張が続きます。それによって顔面の紅潮やほてり、動悸、軽い頭痛、目の充血などが生じますが、用法を守れば、心配のいらない軽度の副作用です。

シアリスの併用禁忌薬
シアリスの併用禁忌薬は、高血圧症の治療薬と血管障害の治療薬です。
シアリスの有効成分タダラフィルには血管の拡張作用があるので、服用することで血圧降下の可能性が考えられます。そのため、高血圧の治療目的で降圧剤を使用している方がシアリスを服用すると、双方の薬の効果によって、血圧が大幅に低下する可能性があるのです。

降圧剤の他にも、血管拡張作用により循環器や血管の疾患を治療する医薬品を使用している方は、ED治療薬の使用は禁忌です。
中でも、ニトログリセリンに代表される硝酸系の医薬品を使っている人がシアリスを服用すると生命に関わる血圧の急激・大幅な低下の可能性があります。注意しましょう。
シアリスの特徴
世界で3番目に誕生したED治療薬シアリスの主成分はタダラフィルです。タダラフィルはそれまでのED治療薬を改良して開発されたもので、それまでの薬にはない特徴を備えています。
シアリスの特徴は2つある
シアリスの特徴は、以下の二つです。
- 食事やアルコールの影響を受けにくい
- 効果の持続時間が長い。
シアリスは、食事や飲酒との相性が比較的よくその効果に影響を受けにくく、そして効果の持続時間が格段に長いです。
それまでに登場していたED治療薬(バイアグラ・レビトラ)には、食事をすることで効果に影響が出やすいこと、また効果が現れるまでの時間は比較的短かかった等の問題がありました。。

シアリス以前のED治療薬を服用する場合、男性は、性行為がいつになるかを考えた上で空腹時という服用方法を守って薬を飲み、その効果が切れないうちに性行為に及ばなくてはならなかったのです。

シアリスは、空腹時に服用して一旦体内で有効成分が吸収されたら、その後は食事や飲酒の影響を受けにくく、また効果の持続時間が長いのです。

シアリスの効果の持続時間が長いことから、欧米諸国などではウイークエンドピルと呼ばれています。ウイークエンドピルというのは、週末に1回服用方法を守って飲んでおけば、週末のSEXライフをたっぷりと楽しめるという意味でそのように呼ばれているものです。
個人差や体調により違いはもちろんありますが、24時間から30時間前後と効果の持続時間が長いので、最初に予定していたSEXの時間がずれたりしても慌てる必要はありません。

食事の影響を受けにくいのもシアリスの有効成分タダラフィルの特徴なので、先に飲んでおけば飲酒や食事を楽しむムードあるデートを普通に楽しむことができるのもシアリスの人気なが高い理由です。